東京久栄のあゆみ

  1. トップページ
  2. 会社案内
  3. 東京久栄のあゆみ

1950年代~

塩作りに於いて旧来の入浜式から大量生産が可能な流下式の塩田が主流になりつつあり、塩田事業で海水を取り扱うパイプライン工事の需要が高まった時代

1953年12月

当社前身「製塩工業株式会社」を設立

1955年

「株式会社東京久栄商会」と商号変更、
本社を東京都中央区日本橋通り3丁目2番に開設

社名は江戸時代後期に高松藩で活躍した発明家「久米 栄左衛門通賢」さんから二字を頂きました。
高田塩業、尾道塩業組合、東北製塩化学工業、坂出塩業組合、松崎沖塩田組合、高松塩業組合、日本専売公社の塩田のパイプライン工事を請け負ったのが私たちの始まりです。

1960年代~

高度経済成長期、ベース電源の確保は汽力を利用した火力・原子力発電所に移行し、汽力発電所では復水器の冷却用に大量の海水が利用され始め、大規模で安定した取水設備の需要が高まった時代

1964年

「株式会社東京久栄」と商号変更

環境コンサルタントとして本格的な活動を開始、またコンピューターの発展とともに水理シミュレーションに力を入れます。また新エネルギー分野の事業に積極的に関与していきます。

1970年代~

オイルショックにより高度経済成長が終了し、公害問題の反省から経済成長と環境保全は二者択一とし、環境保全を立案するコンサルタントの成長が求められた時代

1974年

建設コンサルタント業の登録

1976年

技術センター開設

1979年

技術センター第二実験場開設(水理実験場)

1982年

九州電力 徳之島海洋温度差発電所(OTEC)の事業参加

清浄な海水を安定して取り入れる取水設備、また温排水を速やかに希釈し海域環境への影響を低減する放流設備として、TK式(東京久栄式)海水取水先端、放流先端は開発され数多くの発電所、製鉄所、石油コンビナート等で採用されています。

1990年代~

新たな漁業と海洋開発が始まった時代

1993年

アマモ移植方法の特許登録(粘土結着法)

1994年

富山県と(社)マリノフォーラム21の海洋深層水利用研究施設の事業参加

1996年

海底濾過装置の特許登録

2002年

サンゴの増殖方法特許登録

2005年

リュウキュウスガモ、アマモ等の海草類の共生体、および共生群の生育方法サンゴ幼生の付着基盤特許登録

2007年

クラゲ処理方法 特許登録

漁業資源の減少にともない資源管理型漁業の取り組みが重要となり、持続可能な世界の実現のため、増養殖などの栽培漁業や藻場造成など漁場創造の需要が高まりました。また清浄性が非常に高く無機栄養塩類が豊富で低温安定性のある海洋深層水の開発も本格的に始まりました。

2010年代~現代

地球環境との共存を目指す時代

東日本大震災を発端とする新電力事業、再生可能エネルギーの開発、地球温暖化に対応した取放水設備の高度化、老朽化した海洋インフラ構造物に対する維持管理・更新など、社会の需要に対応しています。

Next Future

時代の要請に応じて東京久栄は歩んでまいりました。
私たちは、真摯に自然と向き合い、社会と暮らしを豊かにする技術を探求し続けます。