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水中3Dスキャナによる水中三次元測量
水中3Dスキャナ
水中3Dスキャナは、水中で物体をスキャンしてその形状を三次元データ化するための装置です。海底や水槽内の構造物、船舶の船底や海中の遺物など、様々な水中物体の調査や解析に利用されます。
当社がこれまで運用していたペンシルビームソナーでは、断面形状の確認しか出来ませんでしたが、水中3Dスキャナでは三次元データの取得が可能になりました。
水中3Dスキャナ搭載ROV
水中3DスキャナをROVに搭載することで、より深い場所、より遠い場所、より広い範囲での三次元測量が可能となります。水中3Dスキャナ単体では約40m先までしか計測が出来ませんが、ROVに搭載することで最長約450m先まで計測が可能になります。
そのため、水中3Dスキャナ単体では計測出来なかった暗渠内の水槽・水路などでの測量が可能となりました。また、潜水士の助けを借りず計測を実施することも可能です。
水中3Dスキャナ搭載ROVの仕様
【ROV】ECA H300V
【水中3Dスキャナ】Teledyne BlueView社製BV5000
【サイズ】L940mm✕H620~1000mm✕W680mm(パイプガード含む)
【重 量】110kg
【ケーブル長】500m
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