施工実績・技術情報
技術情報
フォトグラメトリ技術を活用した直杭式横桟橋下面点検
当社が開発した点検用水上スライダーHy-CaTにより取得した映像を元に、フォトグラメトリ技術を活用してオルソモザイク図を作成し、直杭式横桟橋下面の劣化診断をおこないました。安全性に特化したHy-Catにより得られた映像が非常に精細であり、フォトグラメトリ技術との親和性が非常に高いことがわかりました。
オルソモザイク図により桟橋下面を網羅的に点検出来るため、視覚的に非常にわかりやすいデータの提出が可能となりました。
また、本技術は国土交通省 『港湾の施設の新しい点検技術カタログ』 にも掲載されています。
桟橋下面のフォトグラメトリ
フォトグラメトリ技術により作成した直杭式横桟橋下面の変状展開図から、ひび割れ等の劣化箇所を抽出しました。変状展開図は設計図面位置との相関が取れているため、劣化箇所の位置を容易に把握することが出来ます。
このようなわかりやすく、高精度なデータが提供出来るため、劣化診断や維持管理計画の策定などに貢献します。
使用機材
桟橋下面等の点検時には、点検用水上スライダーHy-CaTに専用の桁下用点検ユニットを搭載したものを使用します。
有線(テザーケーブル)で制御されるHy-CaTは、桟橋下の状況をリアルタイムで確認出来るほか、万一航行不能となった場合でも容易に回収することが可能です。
関連リンク
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